*--Diary--*

shiromukuDIARY、shiromuku(c)DIARY、shiromuku(u)DIARYを統合して、画像とアイコンのアップロード機能を搭載致しました。
また管理ページの「デザインの設定」で設定出来る項目が大幅に増えました。
文字色の選択が可能になりました。
Special Thanks to:ソザイヤPOMO


おじさん(おじさん)→ピンイユー  2003/10/02
言う事を聞かない(いうことをきかいない)→イーシンチカン  2003/10/02
桑のみ(くわのみ)→ナンデーサー  2003/10/02
眼鏡(めがね)→がんちょー  2003/09/10
女(おんな)→いなぐ  2003/09/10
男(おとこ)→イキガ  2003/09/10
沖縄のなまり  2003/09/10
大根(だいこん)→デークニー  2003/09/10


おじさん(おじさん)→ピンイユー

知念では、人間のおじさんでは無く、魚のおじさんの事をピンイユーと言います。沖縄の方言ではカタカシーといいますが、
沖縄本島でも大体、糸満、港川、奥武島、知念村など、昔の漁業のまちなどでは、魚の呼び名も若干変わってきます。
あと、昔漁業のまちだった地域の言葉や気質が荒かったりしますね。
以前大里村から嫁いできたおばさんは、親戚同士の会話を喧嘩をしていると思い、風呂から出られずに泣いたことがあったりしました。
また、うちの親が奥武島に高校生の頃喧嘩をしに行き、勝ったのはいいが、この島に一本しかない橋に仲間があつまり、出るに出られず泳いで帰った話など聞いたことがあります。

追い込みは面白いよ!とつれられたのいいが、海では優しいおじぃ達も海では口が強く散々怒鳴られるなどしましたね。
あっ話が若干脱線しましたが、中学、高校生の頃夜に親と300メートルくらいの網を船から仕掛け朝早く大きく長い竹ざおで水面を叩いて、網を引き上げるのですが、よくピンイユーがとれました。
生きているピンイユーを手で握ると『ピュ』と鳴きます。
おそらくそこから名前が付いたとは思いますが、お汁にするといい出汁がでて美味しい魚です。

はい、では皆さんも一緒に  “ピンイユー”
Date: 2003/10/02


言う事を聞かない(いうことをきかいない)→イーシンチカン

言う事を聞かないをイーシンチカンといいます。
親がよく子供に言う言葉で、例えば子供が椅子などに
立って踊っていたり、飛び跳ねたりすると、『怪我するよ』
と注意しますが、それでも聞かずに遊んでいて、椅子から転げ落ち怪我をした際に
『と〜や、うやぬイーシンチカンくとぅくんぐとぅないさ』
(親の言う事を聞かないからこうなったんだよ)と使ったりします。
沖縄太郎も小さいときはよく親に言われました。
あと、親が歯が痛いときなどにきゃっきゃ騒いで遊んで、注意されても聞かず遊んでいると、恐ろしい形相で『え〜いった〜イーシンチカンナー!』(おい、お前ら〜言う事聞かないのか!)といわれたこともありますね。

はい、では皆さんも一緒に  “イーシンチカン”
Date: 2003/10/02


桑のみ(くわのみ)→ナンデーサー

桑のみのことをナンデーサーといいます。
小学生の頃は、従姉に食べ方を教えてもらい、学校帰りにハブに気をつけながら木になったナンデーサーをよく食べていました。
小さなブドウのようで甘みがあり、おやつ代わりに食べていましたね。
そうそういつものように学校帰りにナンデーサーの木を見つけ、黒々と美味しそうな実をつけているのを見つけ、木に登り、猿のように木の枝に立ったまま実を採っては食べていましたが、家族にお土産にしようと少年野球の白い帽子いっぱいに実を入れ、家に帰ると、真っ白かった帽子は紫の帽子に変わっていました。(笑)当然洗っても落ちず、紫色の帽子を当分かぶることになってしまいました。
ナンデーサーは紫色になるので、食べる際には服に気をつけて食べましょう。

はい、では皆さんも一緒に  “ナンデーサー”
Date: 2003/10/02


眼鏡(めがね)→がんちょー

沖縄で眼鏡のことをガンチョーといいます。
がんきょうがなまったのかな?

自分は昔眼鏡にはかなりあこがれましたね。理由は単純 頭がよく見えるから。

友達で、眼鏡をかけていると、必ず借りてかけたりしてましたね。社会人になり、職場にコンタクトレンズをつけている人を見つけ、触らせてもらったときもありました。(笑)
今考えるとでーじ失礼なことをしたなと思います。

小さいときに眼鏡にあこがれたせいか、今でも眼鏡の似合う人はいいですね。

民謡で『西武門節』でも♪がんちょ〜古がんちょ〜ちゃんな〜ぎれ〜♭
などでも歌われています。機会があればぜひ聴いてみてください。お勧めは1950年代〜60年代の喜納昌永 城間ひろみがおすすめ。(笑)


あと、職場や学校などで、
『がんちょー借りよう』
『がんちょーかきてぃんだ』(眼鏡をかけてみよう)
『がんちょーかしてぃまーい』(眼鏡かしてごらん)
などきかれたら

拒否する場合は
『べーるひゃ』
『かしらん』
『ぬーんちよ』(なんでよ)

貸す場合
『きーちきりよ』(気をつけてよ)
『ゆぐさんきよ』(汚すなよ)
『うとぅさんきよ』(落とすなよ)
などといって貸しましょう


はい、では皆さんも一緒に  “がんちょ〜”
Date: 2003/09/10


女(おんな)→いなぐ

沖縄で女のことを イナグといいます。
沖縄のいなぐんちゃー(女性達)はよく働きます。
昔読んだ本で、沖縄の昔の男はまったく仕事などはしなく、女性が畑で働いていて、家族を養っていた。などというのを読んだことがありますが、確かに女性はよく働きます。

お祝いや盆など集まりがあるたびに、男(いきが)はずっと座って女性(いなぐ)があれこれとやってくれます。
ただ、自分のおじぃや、曾おじぃの話を聞く限りは畑仕事や漁師などでちゃんと働いていたようです。

ずっと一人でいると田舎のおばぁは
『彼女やう〜み?』(彼女はいるか?)
『いなぐんぐゎ〜やう〜み』(女の子はいるか?)
『だぁ〜いや〜いなぐや?』(あなたの女の子は?)
『いやーいなぐどぅしやうーみ?』(あなたの女友達はいる?)
ときかれますので、そんなときには
『いなぐどぅしやまんど〜んど〜』(女友達は多いよ〜)と言ってあげましょう。


はい、では皆さんも一緒に  “いなぐ”
Date: 2003/09/10


男(おとこ)→イキガ

沖縄で男の事をイキガといいます。
小さい頃は何かあるたびに親に『いきがぬいじとーてぃぬーやが』(男のくせに、何か!)といわれました。
親が取ってきた刺身やほぼナマに近いゴーヤーなどを食べないでいるとそういう言葉をよく言われましたね。

あと、男達のことは『いきがんちゃー』といいます。
彼氏のいない女の子には『いきが〜紹介すみ』(男を紹介するか?)といってあげましょう。

あと、自分らの親戚には保守の大物政治家(元県知事)や革新系の大物政治家がいて、小さい頃から政治の話など聞かされていましたが、小学生2年か3年の頃、親戚のおじさんが県議選挙に出る時これまた親戚のおじさん(学校の先生)書いた琉歌が今でも心に残っています。

『意地いじゃせいきが ひやみかち立ちゃい 誠真実ぬ いじぬみしら 』

※ちなみに、俳句は575ですが、琉歌は8886です。



はい、では皆さんも一緒に  “イキガ”
Date: 2003/09/10


沖縄のなまり

中学生の頃読んだ本で、『海に沈んだ古琉球』だったか『沖縄の歩んだ道』だったか忘れたが、沖縄の言葉は基本的に(あいう)がの子音が基本だそうだ。日本語はもちろん(あいうえお)。
えとおが無いので
『え』→『い』
『お』→『う』
になります。

例えば雨(あめ)(AME)の場合『あみ』『AMI』になります。

米(こめ)KOMEは→(くみ)KUMIになります。
全部が全部当てはまるわけではありませんがね。
例えばトマトなどは
タマトゥと言ったりしますし、猫などはマヤーなどありますがね。
Date: 2003/09/10


大根(だいこん)→デークニー

大根の事をデークニーといいます。
中学、高校の頃は大根を教育の為か、700坪の土地に大根を植えて親の会社や、スーパーなどでうっていました。
大根を作った事のある人や、腐った大根を触ったことのある人は分かると思いますが、かなり臭い。

大根を引き抜くとき、普通はがっしりと硬いしっかりとした大根を引っこ抜くんですが、たま〜にやわらかい腐った大根を触った瞬間にかなりテンションが下がりましたね。

ちなみに 人参(にんじん)のことを沖縄では赤デークニーといいます。

はい、では皆さんも一緒に  “デークニー”
Date: 2003/09/10


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